あらすじ・感想トッケビ

【あらすじ】
ウンタクにプロポーズするキム・シン。“侘びしい男の花嫁になる 燦爛たる男の最初で最後の花嫁になる”と返事をして幸せな二人。

一方、ラジオでサニーが書いた死神へのメッセージが流れる、急いで橋に向かいサニーと会う死神だったが、そこで二人は今生での別れをする…。
その後、キム・シンとウンタクはソバ畑で結婚式をし、皆で食事をして祝福を受ける。

ところが、仕事の打ち合わせに車で向かったウンタクは、坂の上から幼稚園バスに突っ込んでいくトラックを阻止するため…。

【感想】
涙、涙、涙。涙なしでは見られない最終回です。最初から最後まで涙です。

まず、最初はプロポーズで幸せな二人。良かったと涙。

そして、死神とサニーの別れにまた涙し、叔母さんが幽霊だったと驚くけどお姉さんの幽霊が連れて逝ってくれて友情に涙。ウンタクの運転にビビるキム・シンさん可愛いと思いながら結婚式でそのまま幸せになるのかと思ったら、ウンタクが事故で亡くなると言うまさかの展開で涙がもう止まらない。

30年後、死神も長い罰が終わり、妹のサニーも亡くなり、もう本当にキム・シンさんが可哀想すぎて…。

個人的には、“妹も友も花嫁も去った”とソバ畑でしゃがみ込むキム・シンさんが着てた白地で袖に黒い線入った服の鎖骨あたりが堪らんですね、コン・ユ様!すみません、脱線しました。

女死神に死神が語る場面もよかったですね。なんだかトッケビって生きる事、死ぬ事、自分の人生にも語り掛けてくれる台詞が多くて、生き方について考えさせられます。

最後は死神とサニーが生まれ変わって登場、幸せそうで良かったけどウンタクより早く生まれ変わったのかな?と残る疑問。そしてカナダのケベックでウンタクと同じ構図で現れたパク・ソミン。

タンポポ持ってるし、悲しい愛とつぶやく彼女は最初で最後のトッケビの花嫁。
無事に生まれ変わってきてくれてありがとう。キム・シンさんが寂しかった年月の分、すっごく幸せにしてあげて下さい!!
可能性を無限に広げたこの終わり方は秀逸の一言です。